1 Frost Fall (Day 1384)



大陸への出張も終わり、案の定聞いたのとは全然違った場所↓にあったWarlock's Ringの回収も終わった日々・・・。




多分これから先もずっと暮らしていくことになるであろう、このVvardenfell島を、もうちょっと探検してみることにした俺様である。 この島に来てからの出来事を綴った日記帳をペロペロとめくっているとずっと前に聞いてそれっきりになっていた意味深なうわさ話が出てきた。 流れ者としてSeyda Neenで起居するようになって4日目で手に入れたアレだ。



My cousin claimed he saw a city in the water near Gnaar Mok. He's a drunkard, though, and spends too much time in the sun.

そうねぇ、私の従兄弟がGnaar Mokの近くで水の中に都市があるのを見たって言ってたわよ。 まぁ飲んでたんだろうし陽射しも強かったらしいわねぇ。



この話を聞いた頃、俺様はGnaar Mokなんかに行ったこともなかったし、地図でしか知らないその町は、とてつもなく遠くに感じたのだ。 つまりそれっきりうっっちゃってたわけなのだが、今となってはGnaar Mokなんてスッタカター♪と鼻歌交じりで行けちゃう距離だ。 もちろん船とかバスとかも使うワケだが、切符くらい買えるだけの金もあるのだー。


ほんじゃまー、行ってみましょうか、Gnaar Mokの近くってトコに。















もう予想通り?ってくらい、Gnaar Mokの近くでは何も見つからず、捜索範囲をグルグル広げて、ついにそれらしき物を見つけたのは2日後だった。


遠浅の海に沈む都市の残骸らしき建築物。 やった・・・ついに見つけたぞ・・・・3年越しの懸案事項。



っていうか、近く? 近く?? 近くかゴラァア!!!(切)




ま、いっか(猫脳)。 とりあえず潜ってみようっと。

とぷ〜ん。





Water Walkingを解除して水中をワシワシとネコ掻きで進むと、どうやら沈んでるのは都市じゃなくてDaedraの神殿らしいってことがわかった。 なんだ〜、珍しくもない。 水中種族が住んでるとかそういうのを期待していたのになぁ。



残っている建物を泳いで見て回ると、この神殿は、段々海の水が増えて沈んじゃったんじゃなく、何かの天変地異でズゴーンとイッペンに沈んだらしいことがわかった。 ご本尊様のはずの神像がこっぱみじんに壊れちゃってる。 もちろんお供え物なんか影も形もないから、供物泥棒をしてDremoraをからかうこともできない。 ますますもってつまらない物をワザワザ探しちゃったなぁ・・・。 Azura様の神殿なんかあんなに立派だったのにさ。 この像がどの神様のか不信心物の俺様にはわかんないけど、ご本尊がこのザマでは信者も拝みがいがないだろうな・・・。






神像はバラバラだったものの、全部のパーツが揃っているようで、Boethiahという神様の神殿だったらしいってことだけわかった。 いやー、そんな神様、知らないし。




と、石像の頭をペシペシ叩くと、石像がゴトンと震え、俺様の頭に声を送り込んできた。



What do you want with me, mortal? My shrine is in ruins, my priests have forgotten me. Will you rebuild my shrine, mortal? Restore it in all its glory? Accomplish this, and I will reward you. You will be the bearer of Goldbrand, my sword of legend. There is one who can help you do this for me. Listen...."

限りある命の者よ、我に何の用だ? ・・・我が神殿は廃墟と化し、我が司祭は我を忘れ果てた。 限りある命の子よ、我が神殿を再建し、我の栄光を取り戻す手助けをする気は無いか? もちろん只でとは言わぬ。 事が成った暁には、伝説の名刀Goldbrandを授けようではないか。 それにはまず他の者の助けも必要だ。 聞くがよい・・・。




・・・・・・あの〜。 首だけの石像が、しかも海の底でしゃべりだしちゃったんだから、俺様もビックラこく暇が欲しいわけなんですけど・・・と思う俺様をほったらかしにして首だけの神様はいきおいよくしゃべりだした。 これはよっぽどせっぱつまってたんだろう。 そりゃそうか。 こんな本島から離れた海中、よっぽどのっていうか俺様級の物好きくらいしか来ないだろうしな。 

んで、名刀がどうしましたと?(物欲)



Rough hands to smooth stone, Carving rock instead of bone, In Caldera an artist waits, His masterpiece to create. Find the one who may shape the rock. Go.

力強き手と滑らかな岩。 骨ではなく石を刻む手が必要だ。 Calderaを目指せ。 求む者がいよう。 比類無き腕を持つ者が。 岩を変える力を持つ者を探せ。 さぁ、行くがよい。



うーんと・・・? 神殿をもっかい建ててくれる人がCalderaにいるってこと? 岩をって言ってるから建物じゃなくて神像の方なのかな? どっちにしても、本当に再建できるなら俺様も見てみたいかも。

んじゃ、行って来ましょうか、Calderaに。




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