Vivecから一度Balmoraに帰ってメイジギルドを訪ねた。 うん、別に用はないんだけどね、Ajiraちゃん元気かなー、と思って来てみたんだけど、お仕事の邪魔みたいだからすぐにまた出かけるよ。 |
Balmoraの南門から懐かしいSeyda Neenに向かう道を辿り、けれど途中で曲がって北を目指す。 別に強い魔物もいないので、真っ正面から吹き付ける砂嵐の他には障害物も無く、ほどなくGhostfenceの唯一の開口部、このVvardenfell島の中心部、Ghostgateが目の前に現れた。 最悪の魔物だけは出さないようにと張り巡らされた魔力の障壁から、人々にBlightの病をもたらす赤い風がビョウビョウと吹き出ている。 この門の向こうはDagoth Urの領域だ。 ここまでくるとさすがに腕自慢の連中が揃っているらしく、チビッコが見たら泣き出しそうな装備の人がフツーにうろうろしている。 もしかしたらDagoth Urよりコワモテさんなんじゃなかろーかというゴツいおっさん達の間で小さくなっていると、なんだか温厚そうな人が話しかけてきた。 帝国正規軍Imperial Legionの制服を着込んでるし、こんな殺気だった場所にはかなり似合わない人だ。 |
This is a helluva place. Why are you here? こんなヒドいところまで何をしに来たのだのだね? |
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Perhaps I should keep my business here secret. それはヒミツだ。 |
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I am the Nerevarine, and I go to confront Dagoth Ur in his citadel. Nerevarineとか言われてるんでDagoth Urをとっちめるために来たんだけど。 |
いやー、結局なんだか俺様Nerevarineとか世界を救うとか期待されちゃってまして、実はスゲェ上手くおだてられてるのかもしんないんデスけど、いまさらもう引っ込みもつかないんでとりあえずDagoth Urを成敗しに来てみましたんです。 |
What a piece of luck! Look. I'm an old Legion veteran, as old as the poor old Emperor, bless his soul. I'm too old for campaigning. I came this far to look at hell. But I can't go any farther than this. I'd take it kindly if you'd carry this old lucky coin with you when you go to Dagoth Ur. Sort of a token of the tough young hero I used to be. Would you do that for an old man? なんだって! それは素晴らしい。 君、私はLegionを退役した身なのだが・・・これでもあの老齢の皇帝陛下と同じくらい年を重ねているのでね。 おぉ、陛下に幸あれ・・・。 もう戦いの場に出ることは叶わぬ身と知りながらもここまでこの魔の領域を見に来たのだが、これ以上進むことは出来ないようだ。 そこで、もしよければ君のDagoth Urとの戦いに、この古いコインを連れて行ってくれないだろうか。 君のように力に溢れていたころの私の想いの証として。 |
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I'm sorry, but my mother told me never to accept gifts from strangers. 知らない人から物をもらっちゃダメだってママンに言われてるからダメだ。 |
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I'll take your old lucky coin to Dagoth Ur with me. いいぞ。 Dagoth Urとの戦いにそのコインを連れて行ってやろう。 |
別にコイン一個なんか、何の邪魔にもならないし、それでおっちゃんの気が済むならいいぞ。 お安い御用だ。 |
That's very kind of you. Here's the coin. I've had it with me a long time, and it's always brought me luck. But I have no more use for it, and I'd like to pass it on to somebody younger. Somebody going places I can't go anymore. Your generation's shaper of history... an engine of destiny. That coin will bring you luck on the mountain. I promise. 'For Emperor and Empire,' as we say in the legions. Go with Kynareth. 感謝するよ。 さぁ、これがそのコインだ。 長い間一緒に旅をしてきて、いつも私に幸運をもたらしてくれた。 だがもう私には必要無いものだ。 君のように若い人に託すべきなのだろう。 コインも私の役目も。 そして次の世代が歴史を担う・・・。 運命を切り開いて・・・。 このコインはこの山で君の力になるだろう。 帝国で言うように、「皇帝陛下と帝国の名にかけて」と誓うよ。 Kynareth神も君と共にあらんことを。 |
そう言うと、おっちゃんは俺様の手のひらに古いコインを1枚握らせてくれた。 帝国銀貨のようだが、どことなく見慣れない物なのでよくよく観察すると、ずいぶんと古い年代の物だ。 さすがおっちゃんがずっと持ってただけのことはあるんだね、と顔を上げると、もうそのおっちゃん、Wulfさんはいなくなっていた。 あれ? そんなバカな?? 動いたような気配が全然無かったのに? ちょっとちょっと、バーテンさん。 今ここに俺様と一緒にいたWulfって人ドコ行ったか見てなかった? ちょっと前からここに滞在してるお客さんのWulfさん。 |
Old Imperial fellow? Legion veteran? Named Wulf? No. Nobody like that up here that I remember. Don't remember any old legion veterans here at all. Not in a VERY long time. I could be wrong, but I don't think so. Imperialの制服を着た? 元Legion兵? Wulfさん? いやぁ、知らないねぇ。 Legionの退役兵っぽい人なんかこのあたりじゃ見たこともないよ。 ここんとこずーーーーーっとね。 そりゃ見過ごしてたのかもしれないけど・・・いやぁ、そんなことは無いと思うよ。 |
え??? じゃあ今の今まで俺様が話していたのは??? 立ったまま夢でも見たのかと思ったが、もらったコインはちゃんと俺様の手に握られている。 鼻を近づけてニオイを嗅いでみたが、エラく古いって他はごくフツーの古い帝国銀貨だ。 うっかり使っちゃわないように他のコインとは違うポッケに入れると、何だか不思議な力が体に宿ったような気がした。 |
よくわからない不思議なことが1つおきたが、気を取り直してGhostfenseの内側を探検開始する。 地図には目指すべき場所の印はちゃんと付いてるのだが、なにせ起伏に富んだ地形なのでもうめんどくさいったらありゃしない。 テキトーに歩いたり飛んだりして赤い山と溶岩を越える。 そしてほどなくVemynalが見つかったので、ズカズカと中へ乗り込む。 ここにSunderがあるはずなんだよなーーーーーっと。 こんにちはーーーっす。 Sunderもらいにきやした〜〜。 |
ぉうわぁっ!!! ・・・・・・・・・・・・・・・・顔デカっ!!! 顔がデカいっていうか、頭頂部からしいたけが生えているような変な顔の人と出くわした。 イキナリ大ボスDagoth Urとご対面か?! と一瞬思ったが、なんぼなんでもラスボスがこんな変な顔をしているわけがない。 コイツはまるで、どっちから見ても顔に見える騙し絵のようにしかみえないじゃないか。 しかも赤フンドシいっちょだ。 うぁわあああああん! こんなヤツと近接戦闘すんのはスゲェイヤだよーーっ!! |
それでもガマンして赤フン椎茸オヤジを倒すと、なんとSunderを持っていた。 こんなヘンテコなのがDagoth Urの大幹部だったのだろうか??? もうココに用は無いので外にでて今度はOdrosalを目指す。 上空から一直線に進めばあっと言う間に到着し、さっきの椎茸オヤジの親類をボコりながら進むと、ちょっと離れっぽくなってる塔の先で、KagrenacのToolの最後の1つ、Keeningの刃を見つけることができた。 これで、Dagoth Urを成敗するための道具が全部揃ったことになるのだ。 後はもうヤツの根城に直接乗り込んで行くのみ。 ココまで来て引き返すわけにはいかない。 |