21 Rain's Hand (Day 886) 

 



前回Vivecでチョットやらかしてしまった後、もしかしてとOrvas Dren配下の2人のCouncilorに会いに行ったり、あちこちフラフラしたりしてみたのだが、やっぱりDrenに会わないと話がさっぱり進まないようだ。

諸国遍歴にも飽きたので、またまたBalmoraへ戻ってきてDrenのやっている農場へ向かうことにする・・・っていうか、ちょっくらFighter's Guildにも顔を出してみたりして。 Drenの農場というのは地図で見るとPelagiadの北東にある。 そのあたりでついでにこなせる任務があれば、手間も省けるってもんだ。 (いつもこのパターンで寄り道が増えるのだが・・・)


ちーっす。任務くださ〜い。








Alof the Easterner has seen Orc outlaws near his farm. I have a contract from Duke Dren himself to investigate the Orcs at a Daedric ruin.

Duke Drenからなのですが、Daedric ruinをねぐらにしているならず者のOrcについての調査の依頼を受けています。 Alof the EasternerがそのOrc達を自分の農場近くで目撃しているようです。

Duke Vedam Dren himself gave us a contract to take care of the problem. Go to Alof's Farm northeast of Pelagiad and just north of the Arvel Plantation. Alof can tell you where the Orcs are and what needs to be done.

Duke Vedam Drenからの依頼はこのOrcをなんとかすることです。 Alofの農場はPelagiadの北東で、Arvelの大農場のすぐ東です。 行ってAlofに話を聞いてきなさい。




偶然というかラッキーというか、今から会おうとしているDren氏がらみの話である。 こっちを先に片づけておけば、もしかしたらDren(悪党らしいが)への好感度アップとかなったりするかもしれない。 行くしかないだろうっていうか行って来ま〜す。


魔法のどれかで飛んでもいいのだが、Pelagiadまでの距離はたいしたことない。 もう夕方も遅い時間だったが、知ってる道だしってことでBalmora南門から元気良く走り出した。









おりょ?


こんな荒野にカラフルなオブジェクトが? と近寄ってみると、それは着飾った地蔵さんなどではなく妙齢の見目麗しいご婦人であった。 危ないなぁ、こんな夜中に街道沿いに一人で立ってたりして。




あの〜、こんなトコにつったってたら危ないッスよ。
道に迷ったとか足痛いとかなら、近くの街までお送りしますケド・・・。




とか話しかけてから気づいたが、こんな状況で声をかけたら
俺様が一番危ないヤツ風味

である。

いやその、別にシタゴコロとかビタイチ持ってませんでっていうかちょっと気になっただけっていうかイイワケすればするほど怪しい風味が濃い目になって思わずシドロモドロになってしまったが、この窮地の独り相撲はお嬢さんの意外な第一声で吹っ飛んでしまった。



Begging your pardon. Have you seen a bandit nearby? I must find him!
このあたりで山賊を見ませんでしたか? どうしても会いたいのです!



なんとこのお嬢さん、危ないヤツでもかなりヤバい方な山賊の男を探してここに突っ立っているというのだ。 はー?山賊に会いたいとはどういうことデスか??



Yes, I was just walking along here, minding my own business. Suddenly, a bandit jumped at me from behind. He was a dark elf--a strong, dashing dark elf. He didn't harm me in any way, although he did take my jewels. He was quite gentle, and he talked to me for what seemed like forever.

この前この辺りを歩いていたら、イキナリその山賊に後ろから襲われたのです。 鋭い目をしたたくましいDark Elfの山賊で・・・。 傷つけられるようなことは何もありませんでした。 ただ持っていた装身具を奪われたくらいで。 彼はとても紳士的に振る舞ってくれました。 言葉を交わした時間は今思い返すと永遠のように思えて・・・。



あぁ? よく話がワカリマセンが、その盗られた物を取り返したいのでしょーか? ならば俺様が行って成敗してきますが?



What's that? Oh, never mind the jewels! I just want to find the bandit again. He was charming, and funny, and I simply must see him again. His name? Nelos...Nelos Onmar...a name that will stay on my lips for eternity. Perhaps you can find him for me? Please, I cannot live without knowing if he could ever love me. I have nothing to offer you in return, but could you not help me for the sake of love?

え? あぁ、盗られた物のことは全然かまわないのです。 ただ、その山賊にもう一度お会いしたくて。 魅力的で話しの上手な方で・・・。 ただもう一度会いたいだけなのです。 彼の名前ですか? Nelos Onmarです。 忘れられない名前です。 もしよければ、彼を捜してもらえないでしょうか? 彼も私と同じ思いを抱いているのかどうか、知らずにはいられないのです。 あいにくとお礼にできるような物は何も持っていないのですが、恋に落ちた者を助けると思って・・・お願いできないでしょうか?



I will try and find this man, if only for love's sake.
恋の手助けいたしましょう。

I have no times for your foolish games, girl.
関係ないやんけボケー。








モンスターをズバーとかゾンビをザシューとかいう話にしかあんまり興味の無い俺様は、途中から生あくびを押し殺しながら聞いていたが、俺様が引き受けねばこのお嬢さんはいつまでも物騒な街道沿いに立ちんぼになってしまうだろう。 しょーがないので話を聞いてみることにした。 どうせ山賊の方は数多い獲物の1人のことなんかとっくに忘れてるだろうしさ。

で、何をしたらよろしいのですかな?



You'll try? Thank you so! I'm sure you'll be able to find him. He mentioned something about having to head north, so I imagine he might be found in Pelagiad. Please, if you find him, give him this glove for me, as a token of my love. I'm certain he will want to find me again.

お手伝いいただけるのですか? ありがとうございます。 彼は確か北に向かうと行ってました。 たぶんPelagiadへ行ったのではないでしょうか。 もし彼を見つけたら、この手袋を渡してください。 彼も私に会いたがってるような気がしてならないのです。





なんだかチョット思いこみが激しくて怖い人のような気がしてきたが、おとなしく渡された片っぽだけの手袋を握りしめてPelagiadへ向かう。 洞窟にこもったり野宿してないかぎり、ここから北へ向かうとPelagiadしか街はないから、まぁ妥当な推理だろう。









Pelagiadについて、山賊的な男が行きそうな場所を探してみることにした。 やっぱ飲み屋だろうか? なんといっても小さな街だ。 山賊をやるようなゴロツキさんが民家の集まっているあたりをウロウロしたらきっと怪しまれるだろう。 と思案に耽っていたら、そんな俺様を怪しんで警備兵がロックオンしてきたのであわてて飲み屋に入る。 ここで見つからなかったら、店内でゴハンでも食べながら考え事をしないと俺様が挙動不審罪で留置されかねない。







幸いなことに俺様の推理は大当たりで、店内に溜まっているダークエルフに声をかけてまわったら、3人目が目指すNelos Onmarだった。 確かにまぁ山賊にしては身なりのイイカンジではあるが・・・。 やっぱり裏の世界のニオイのプンプンする野郎である。 うーん。 こんなのがイイのか? いやいや栄子ちゃん→川ちゃんみたいなミラクルもこの世には存在するのだ。 人の趣味に口を出してはイカンイカン。

俺様は気を取り直して、預かった手袋をOnmarに渡した。





You have what? How...odd. She was a lovely young woman, but what would she want with a rogue like me? She is beautiful, though, and seemed sweet. For the first time in my life, I actually felt a little remorse for robbing someone. I should see her again. Here, take this. Tell her you have a note from Nelos. I must see her again. I won't forget this, friend.

これは? 彼女の手袋ですか。 ふーむ、そういうことですか。 ええ、彼女の事は覚えてますよ。 若くて魅力的な女性でしたが、そんな彼女が私のような悪党とどうしようと? いやしかし、美しくて優しい人でしたよ。 あんな女性に会うのは初めてで・・・。 とにかくもう一度会いたい気持ちは私にもあります。 手紙を書くので、持っていってもらえないでしょうか? そうですね、もう一度会ってみたいです。 このご親切は忘れませんよ。



突然訪ねてきた初対面のKhajiitにプライベ〜トなことをいきなりつっこまれたのだ。 Onmarは最初ちょっとビビっていた感じだったが、事態を把握するとキッチリと返事を返し、彼女への手紙というのを書いて持たせてくれた。 ふーむ。 結構イイヤツじゃん。 Maurrieの見る目は確かだったということかな?

彼女の思いは一方的だったようだが、話を聞くウチにOnmarの方もテンションが上がってきたようだ。 とにかくもう一度ちゃんと会ってみたいというキモチにはなってくれたらしい。


で、手紙を渡されたわけだが、酒場備え付けの紙にちょこっと書いた簡単なものだ。 うん、封なんかしてないし。


・・・・・・・・・・チロリっと読んじゃってもイイカナ? 

っていうかどれどれ〜(手紙オ〜プ〜ン)



Maurrie,
Maurrieへ
Truly, I was enchanted with you from the moment I saw you. I beg your forgiveness for my past transgressions. While I cannot imagine what a woman of your beauty and breeding would see in a rogue such as me, I thank the gods that you have sent for me. I will come to you as soon as I can.

実は、あなたにお会いした瞬間から心を奪われてしまったようです。 これまでに犯した罪をあなたが受け止めてくれることを願ってやみません。 あなたのように美しく気高い方が私のような悪党に心を留められたのか、私にはわかりませんが、この出会いを神に感謝するのみです。 できる限り早く、あなたの元へ参るつもりです。

Until then.
Yours,
では、その時まで。

Nelos
Nelosより



むーん。 これは結局、結果的に両思いだったということなんだろーか? 文面から察するに、Onmarは山賊稼業から足をあらってMaurrieを迎えに行くつもりなんだろーか??


すっかり朝になった街道を走って戻り、MaurrieにOnmarからの手紙を渡す。



He gave you a letter to give to me? Wonderful! Thank you so! I knew that he cared. You know, you didn't have to do all of this for me, and I really appreciate it. You're clearly a wonderful person. You should visit my friend Emusette Bracques in Tel Aruhn. She's a wonderful person, and I think the two of you would get along famously.

手紙を預かってきてくださったのですか? まぁ、なんてことでしょう! ありがとうございます! 彼も私と同じ思いだったことが分かりました。 ええ、あなたが本当にただの親切心からすべてを引き受けてくださったことは忘れません。 なんてステキな方なんでしょう。 もしTel Aruhnに行くことがあったら、私の友人のEmusette Bracquesを訪ねてください。 きっと彼女とあなたは良いお友達になれるはずです。



むむ。 自分の恋路がうまく行きそうになったので、俺様の心配までしてくれるということですか。
ありがたい申し出だが、当分 Tel Aruhnには行かないしなぁ・・・。 でもまぁ覚えておくことにするか。

そんなことより、Maurrieがこれ以上街道沿いを危なげにプラプラさまようのをやめてくれた方が俺様にはありがたいかな。 とにかく、Maurrieも自分のウチに帰るキモチになってくれたことだし、ってことで、俺様は元の予定通り、Alofの住むPelagiadの北東を目指すことにした。


バイバイ、Onmarと2人、幸せになれるといいネ。




ちなみに俺様ゴリエがかなりど真ん中ストライクなのだが、最近賛同者が増えてきて嬉しい限りである。


・・・・・・・・ゴリエかわいーよね?(気弱)



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