注:今回のお話以降、 本編メインクエストクリアしていない方は
読まれない方がよろしいかと・・・。
 
 
 

12 Heartfire (Day 1364) 

 

Salas Valor is dead? The pain is almost more than I can bear... but you have served me faithfully, and it is in my mind to grant you a divine blessing. Would you like skin as tough as iron? Would you like my protection against paralyzing terror? Or would you wish to always bask in warm comfort of my reflected glory? Quick, now! Choose! You must not keep your Deity waiting!

Valorは死にましたか・・・。 何と悲しいことでしょう。 しかし、あなたが私に忠誠を尽くして事に当たってくれたことは心より感謝します。 お礼に新しい力を授けましょう。 鉄のような強い肌を持ちたいですか? 麻痺の魔法に耐性が欲しいですか? それとも私の栄光にいつも包まれていたいですか? さぁ今すぐ選びなさい。 今すぐにです。 あなたの主を待たせてはなりません。








実のところ別に何も欲しくなかったのだが、彼女の一番好きそうな答えを選んで、新しい魔法を授けてもらった。一日一回以上使えるのかな? これ。

Valorについての話が終わった後、Almalexiaは俺様のあんまり好きじゃない話題を振ってきた。 俺様こそNerevarineのなんちゃらかんちゃらというアレだ。 その話は俺様的にはもうケリがついて、ついでに「無かったこと」にしている話題なんですケドねぇ・・・。



I believe you now to be the Nerevarine. Though I have watched others come and go, my belief is that you are the child of prophecy. The time has come for you to reclaim your station. Together we can unite Morrowind once again, free from the Imperial yoke.

あなたこそがNerevarineですよ。 他の候補者もたくさん見てきましたが、あなたが予言に示された星の元に生まれた者です。 今こそあなたの正当な地位を取り戻しなさい。 私と手を組んでMorrowindを統一するのです。 昔のように。 Imperialの支配から自由になって。








昔の、とか言われましても、カケラも覚えてないんだから無かった事も同然なんですってば。 Nerevar卿なんか食べ終わった魚の背鰭に対するくらいしか親近感持てないし。 Nerevar卿はDunmerの英雄。 んで、俺様はKhajiitの庶民。 この路線は譲らないもんね。 



For years, the Chimer and the Dwemer had been at war. The Dwemer spurned the Daedra that the Chimer worshipped, instead placing their faith in their metal creations. It was only when the Nords invaded Resdayn that the two nations were able to join as one, under the leadership of our Nerevar and the Dwarf-King Dumac. In time, the two generals became blood friends, and on the day that Nerevar and I were wed, Dumac presented us with twin blades, Hopesfire and Trueflame.

長きに渡り、Chimer族とDwemer族は争ってきました。 DwermerはChimerの信奉するDaedraを拒絶し、自らの生み出した機械の生命体に信仰を捧げました。 この2つのグループが手を携えたのは、NordがResdaynに侵攻してきた時だけです。 その時の指導者がNerevarとDwarfの王Dumacでした。 2人の指導者は義兄弟の誓いを立て、Dumac王はNerevarと私の婚礼の日に、2振りの刀を贈ってくれました。 HopesfireとTrueflameです。








あーーーーーーーーーーーーー。 今なんかチラっとメラショッキングなセリフが聞こえたような。

誰が誰と結婚しましたと?


知らなかった。 Almalexiaって後家さんだったのか・・・。 いやそういう問題ではない。 問題はその旦那の方だ。 待て待て、さっきも言った通り俺様には関係の無い話だ。 関係無いんだよ!!(泣)


そんな内心プチパニックな俺様に構わずAlmalexiaは話を続ける。 その婚礼記念品な2振りの刀についてだ。 フツー結婚の時に刃物贈るか? あ、だから旦那死んじゃったとか? 



Each was a magnificent blade, the pinnacle of Dwemer craftsmanship. Their blades burned with an unearthly fire, and the sight of them struck fear into our enemies. My blade has been kept safe, but not so Trueflame, the Blade of Nerevar. It was lost at the battle of Red Mountain.

どちらも素晴らしい刀でした。 Dwemerの工芸技術の粋を集めて作られていたのです。 地上のものならぬ火で鍛え上げられ、敵はその刃を目にしただけで恐怖に打ち震えたものです。 私の1振りは無事に保管され続けてきました。 しかしNerevarの刀の方、TruflameはRed Mountainの戦いで失われてしまいました。

The Blade of Nerevar. In the battle beneath Red Mountain, Trueflame was shattered, the flame extinguished, and in the confusion, the pieces lost. It is time for you, Nerevarine, to remake the blade and take your place by my side once again. I have only one, which I now give to you. Through my magic, I have been able to determine that the other pieces of the blade are nearby. Find the other two pieces of the blade, and forge the blade anew. Only you may accomplish this, Nerevarine.

TruflameはNerevarが持っていました。 Red Mountain奥深くで行われたあの戦いの折りに、Truflameは砕け、その刃に宿る炎は消えてしまいました。 そして戦いの混乱の中で、砕けた刃の欠片も失われてしまったのです。 今こそNerevarineであるあなたが刃を見つけだし、剣を再生して私の隣に立つのです。 私が見つけることのできた欠片は1つだけです。 あなたに渡しておきましょう。 他の部分もこの都市のとこかにあると、私の魔力が告げています。 残りの欠片はあと2つ。 それを見つけだして剣を再生するのです。 これはNerevarineであるあなたにしかできないことなのです。 



まっぴらごめんです。



と俺様の顔とハートが告げていたが、言うとおりにしなくては後が怖そうだ。 隣に立つ云々は聞き流すとして、何やら強そうな剣を作るのには興味がある。 それにAlmalexiaがどう思ったって、前科者のKhajiitが女神夫なんて世間が許すまいよ。 へっへ〜んだ。  

さて、その剣を再生した後どうするかはともかく、とにかく割れたというパーツ(pieces of the blade)を見つけなくっちゃな。 この街のどっかにあるという女神様の勘も信じるしかないし。 っていうかもうちょっと正確にわかんないのか?



As I said, they are nearby. Look to those in the city that you know and trust for guidance. Find those who would have use for items such as this. Prove your mettle to me, Nerevarine, and soon we will stand together once again!

だから近くにあるというのは感じるのです。 街に出て、信頼できる人に聞いて回りなさい。 剣の部品を持っていそうな者に聞くとよいでしょう。 あなたの意気を見せてください、Nerevarine。 そのうち私と再度結ばれるのですからね。



剣の行方の詳しいことは分からず、代わりに分かったことといえば伝説の英雄様はエラいことカカア天下な結婚をしたんだろうなという身も蓋もない事実だった。 ゼヒともTrue Nerevarあたりに書き加えたいエピソードだ。 また禁書になりかねないけどな。

さて、剣の部品に用があるってのは誰だろう。 やっぱ剣の部品を扱う商売の人だろうか? まず鍛冶屋をまわってみよう。









鍛冶屋に聞き込みをしてまわり、その荷物や家財道具までコッソリ覗いて見たが、古い剣のパーツなんていうものは誰も持っていなかった。 うーむ。 いい推理だと思ったのにハズレかぁ・・・。 コナンくんのようには行かないもんだ。  


うーん。 伝説の、Dunmerの英雄の持っていた剣。 伝説の・・・。

おばあちゃんの知恵袋


になら何か入ってないだろうか? 古いことは年寄りと相場が決まっている。

俺様は古い伝承について知ってそうな年寄り、つまり皇太后様のお部屋へと階段を1つ抜かしに駆け上がった。








Reforge the blade of Nerevar? I have heard rumors of the Nerevarine returning...could it be you? I wonder.... If what Almalexia says is true, and all the pieces of the blade are here in Mournhold, I have few suggestions for you. Helseth's champion, Karrod, carries a blade that is of ancient Dwemer design. Perhaps you will learn more from him. He respects you, Lenne, and that is a rare thing indeed.

Nerevarineの剣の再生? そういえばNerevarineの再降臨の噂を聞きましたがそうなのですか? まぁ・・・。 Almalexiaの言う通りこのMournholdにその剣の欠片があるとすれば、私にも少し見当が付きそうです。 HelsethがそばにおいているKarrodが、確か古いDwemer形式の剣を持っていますよ。 それに彼なら剣にも詳しいでしょう。 Karrodはあなたに一目おいていますよ。 とてもめずらしいことなのですけどね。



廊下をテシテシと歩いて王座の間に詰めているKarrodに話しかける。 そういえば、妙な形の剣持ってるよな、Karrodってば。

俺様が探している事情その他を簡単に話すと、Karrodは全てを察したような顔で持っていたその剣を差し出してきた。



When I was a child, my father gave me this weapon. He told me that as long as I had it, none would defeat me in battle...until the rightful owner came to claim it from me. I know now that you are the one of whom he spoke. I give it to you freely. May it serve you as well as it has served me.

私がまだ小さい時に、父がこの剣をくれました。 この剣を手にしている限り私は負けることはない。 ただし、この剣の正当な所有者が現れるまでは。 父が話していたのはあなたのことだったのですね。 さぁ、持っていってください。 この剣は私によく仕えてくれました。 あなたにも同じように仕えてくれることでしょう。



手に入れたのは、どうやら剣の刃の中心となるらしい部分だった。 Karrodが普通に剣として使っていたことからもわかるとおり、これだけで剣の形をしてるんだよなー。 片やAlmalexiaから渡された刃の欠片は何だかよくわからない形の金属片だ。 これがどう組合わさって1本の剣になるんだ??



さて、残りはあと1つ。 皇太后様はPalace中庭にいる友達のMeroが物知りだから聞いてみたらとも言っていた。 さっそく階下に降りて訪ねてみよう。



物書きだというMeroさんは、俺様の捜し物に自分の推論を助言してくれた。



An attempt to reforge the blade of Nerevar. Interesting.... I wish I knew where to tell you to look, but my knowledge of the blade is somewhat limited. Perhaps you'd do better speaking with Torasa Aram, the curator at the Museum. Her knowledge is extensive when it comes to unique items. Of course, it is always wise to consult the Lady Barenziah. One never knows what the Lady has heard.

Nerevarの剣の再生とな。 おもしろい話だね。 うむ、役に立つアドバイスがしてあげれればいいのだが、剣はあいにく専門外でね。 そうだ、博物館の管理人のTorasa Aramにはもう話をしたかね? 古くて珍しいものなんだろう? もちろんBarenziah陛下もいろんな事をご存じだと思うから聞いてみるといいよ。



あ、いえ、皇太后様に言われてココに来たんで。

しかし亀の甲より年の功とはホント良く言ったもんだ。 Barenziah様に話を聞いてからは話がトントン拍子だ。 ささ、博物館に行ってみよう。 




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