12 Last Seed (Day 1332)

 



ちょっとしたご縁ってやつで、Mournholdの王様に奉公しようかなってことになった俺様である。 で、まず何をしたらよろしいんでしょーか?



By your actions so far, you have proven yourself to be both strong and loyal to our throne. It is now time for you to prove yourself to me. Personally. I have plans for you, Lenne, and it is almost time they were put into motion.

これまでの君の働きは、実力と王家に対する誠実さを示してあまりある。 それで、今回は私自身に対する忠誠を示して欲しい。 それについてはちょうどいい案があるのだが、どうだろう。



I require all those close to me to be powerful, able to defend me from any adversary. Perhaps you have met my personal bodyguard, Karrod? He is a perfect example: the finest fighter I have met in all my travels, and loyal to me to the death.

私が周りに置く者は全員戦闘に優れていなくてはならない。 何があろうとも私を守るためにだ。 そこのKarrodとは話したことはあるかね? 彼は私の個人的なボディガードをしている。 彼が私の求める部下として最高の例だよ。 今まで私が見た中で最高の兵士であり、死を持って忠誠を貫くことも厭わないのだ。



王様は、Karrodと会ったいきさつを俺様に説明したが、偉い人の昔話は長いのが常なので俺様は大して聞いてはいなかった。 あーそうですか、Karrodさんが強くてすごいんですねーーーーーー・・・



・・・・・・・・・・・・・ y most loyal of servants, and one of my most deadly. I wish for you to fight my champion.

・・・・・・・・・・・・・というわけで今では最も信頼できる部下の1人なのだよ。そこで君には彼と戦ってもらいたい。



あー、はいはい、その人と戦ってもらいたいんですね〜(←生返事)



・・・・・・・・ってエエッ???









あのスミマセンちょっと今5秒ほど聞いてなかったんですけど、Karrodさんと戦うってことですかい?



You will return here tomorrow, and you will duel Karrod. If you are able to defeat him, we will discuss my plans for you.

うむ。 明日またここに来たまえ。 Karrodとの決闘を行うことにしよう。 もしKarrodに勝つことができたら、君のここでの仕事について話そうじゃないか。



あららららら。 俺様ってばまたやっちゃった。

「人の話をよく聞かない傾向があります。 また落ち着きに欠けています(担任印)


とか通信簿があれば学期ごとに毎回書かれそうだ。 まぁ生返事でも引き受けてしまったものはしょうがない。 明日また来ることにしよう。









最近の戦利品を売ったりしている間についうっかり「明日」が終わってしまうところだったが、あわてて夕方近くにPalaceに走り込む。  



さて、Karrodさん、どうしましょ。

と相談する間もなく、王様や他の衛兵達がゾロゾロと動き始めた。



そ、そりは避難っすね?





先日Templeの地下で痛い目にあったばっかりなので、Karrodさんがエラいこと強かったらどうしようと思った俺様である。

いよいよか、と振り返ったらKarrodさんてば何か見たこともないような剣を既に抜いていた。 うぉ、「カエシ」が付いてない?その剣?? 何かすごい痛そうなんですけ・・・




・・・どって痛ってーーーーー!!


仕返しーーーっ!!


ってあら? 

よくよく考えたらそりゃそうだ。 対化け物(たまに神様)用の剣で斬られたら普通の人間はひとたまりもないよな。

何合か打ち合うとKarrodさんはいきなり剣を収めて俺様に背を向けた。 んん? 最初に斬られたハズミに逆上して頭部の毛が金色に逆立ってた(話違)俺様だが、あやうくKarrodさんの背骨にそってグランドキャニオンをザックリこしらえる直前で寸止めできた。 あぶねーあぶねー。 




王様も剣士同士の激しい打ち合いになった御前試合に大喜びで、勝者の俺様にまたもや記念品をくだされた。 んー。何か由緒ありそうな短剣。 ありがたく俺様の宝物庫(通称:ガラクタ箱)に入れることにしよう。 


それはそうと、ここでやっと俺様のここでの仕事がもらえることになった。 さてさて、何か冒険だといいな。




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