4 Last Seed (Day 1325)
 




なおも下水地区を探索すると、道は古い地下墓地地区へ続いていた。 これまではまがりなりにも近代都市の一部分だったのだが、地下墓地はずいぶんと古い時代の物のようだ。 そういえば、このMournholdは古い都市の上にそのまま新しい都市を建設した街だと聞いたことがある。 たしかにあちこちに変わった石像があったり、元々は上水道施設だったと思われる建築物が少し水没気味に残っていたりする。






岩をよじのぼったり空中を浮遊したりしながらゴキゲンで奥へ進むと、結構厳重に封印してある扉に出くわした。 えーっとナニナニ。

Gedna Relvel's Tomb
Gedna Relvelの墓





墓に封をするくらいだから生きてる時はきっと偉い人だったんだろう。 ってことはお宝も持ってたりして。 んじゃお邪魔しま〜す。 










墓に入った途端、イヤ〜なニオイが鼻を刺した。 いや、墓に入ってる死体のニオイじゃないんだよね。 むしろ、こんな古い墓には似つかわしくない「なんか腐ったような」ニオイなのだ。 扉の様子からして何十年、ひょっとしたら100年単位で閉めっきりだったようなので、こんなナマモノ臭い異臭がするってのは変なのだが・・・。

と多少はいぶかしく思ったのだが、奥に進むとドブネズミが山ほどいた。 あー、きっとネズミがどっかで死んでるんだろう、と異臭の原因に思い当たってすっきり気分の俺様。 さっそく棺をのぞいて回るが別に何にも高価なものは無かった。 荒らし損か〜。

何にも無ければ長居は無用。 さっさと帰ろうとすると、目の前にスケルトンがいた。 あれ?さっき全部倒してきたハズなのになんで? どこに隠れてたんだ??

スケルトンを倒してさて、と思うとまたネズミが目の前を横切った。 どこか壁に穴でもあいてるのか?この墓は。 なにせ古そうだからな〜、と壁を叩いて回ると確かに壁の向こうに空間がありそうな反響がする。ただ、俺様が入れるほどの穴はどこにも開いてなかった。



じゃあスケルトンがいきなり現れたのは何でだろう、っていうのはあるが、その空間の向こうから何かイヤ〜な気配がする。行けるものならさっさと突入して気配の元とご対面したほうがむしろ怖くなくていいのだが、行かれないものはしょうがない。

Temple地下でもう行ってない場所は無くなったようだ。 ココもだだっ広いだけだったなーとちょっぴりがっかりしながら、Temple奥へ戻ることにした。





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