6 First Seed (Day 509) 

 



お荷物があったとは言え自分の真の実力が露呈してしまい、かなり苦戦だったVasの戦いの後、俺様はしばらく修行していた。

剣の力になるべく頼らないように。 いや、別に頼ってもいいんだけど、無くてもあんまり困らないように。 毎日毎日、骸骨くんに相手をしてもらって剣を振る。 同時に向こうからかかってきてもらって防御の練習もする。 Khajiitは兜もブーツも装備できない。 その分装備から得られる防御力が足りないわけだから、Blockスキルは重要なのだ。



しかし、修行は単調で退屈なもの。 やっぱり実戦行きますかな、と俺様はCaiusオヤジから話を聞いていた、Sixth Houseの司祭やっつけましょう任務に向かうことにした。

えーっと、確かまずGnisisのFort BuckmothにいるRaesa Pulliaに話をきかなくちゃいけないんだったな。



I'm Raesa Pullia, Champion of the Legion garrison here at Buckmoth Legion Fort. And you're Lenne. Caius Cosades sent you didn't he? Caius says you're the one to handle this Sixth House base near Gnaar Mok.

ええ、私がRaesa Pulliaです。 ここBuckmoth Legion Fort詰めGarrison隊の戦士です。 あなたはLenneですね? Caius Cosadesから依頼を受けて来たのでしょう? CaiusはあなたがGnaar Mok近辺にあるSixth Houseの拠点を叩けるだけの力を持っていると言っていました。








まぁがんばれるだけがんばりマス。 で、Sixth Houseの拠点の場所は? 確か偵察を出して調べ上げたんですよね?



Only one trooper returned. He died soon after, horribly disfigured with corprus disease, and out of his wits. In his ravings, he spoke of a cavern on the coast -- he called it "Ilunibi." It's not on our maps; try asking locals in Gnaar Mok. They fought with cultists and disfigured man-beasts -- corprus monsters, I think. They fled the attackers and got lost in the caves. Then they ran into a half-man creature named Dagoth Gares.

偵察は確かに出しました。 しかし戻ってきたのは1名。 その1名もcorprusの病に冒され、病み崩れた体で戻ってきました。 正気もとうに失われていましたが、海岸にある洞窟のことをうわ言の中で漏らしていました。 洞窟の名前はIlunibi。 地図には載っていませんが、Gnaar Mok周辺の住人なら知っているでしょう。 そのIlunibiの洞窟で、偵察隊は狂信者、形も定かではない人や獣 −おそらくCorprusにかかった魔物でしょう− と戦いました。 その後、魔物たちには勝てたものの洞窟の中で退却路を見失ってしまい、Dagoth Garesという半人半獣の怪物に出会ってしまったのです。

This Dagoth Gares slew the rest of the patrol, but spared the one trooper. He told the trooper he was being spared, so he might tell others that "The Sleeper Awakes," and "The Sixth House has Risen," and "Dagoth Ur is Lord, and I am his Priest," and "All will be One with Him in the Flesh." The trooper awakened outside the caves and returned here. We couldn't recognize him, and he didn't respond to questions... just kept rambling on like a madman until he died.

偵察隊は、またたくまにDagoth Garesに惨殺されました。 しかし兵の1人はDagoth Garesによって送り返されたのです。 その理由は、彼にDagoth Garesの言葉を伝えさせるためです。 その内容は「眠れる者は起きる」「Sixth Houseは甦る」「Dagoth Urこそが盟主である」「Dagoth GaresはDagoth Urの司祭である」「我らは集い彼の肉と一つになる」。 気が付いたとき、彼は洞窟の外に立っており、やっとのことでFortまで帰り着きました。 誰も彼とは分からないような有様で。 私たちの問いに答えることも出来ませんでした。 ただ狂気の淵にある者のようにうわ言ばかりを繰り返し、死んでゆきました。








こここここ怖っ・・・・・・・・・・・。

少なくとも俺様がやっつけようとしているDagoth Garesは人間をCorprusの病にかけ、生き腐れにしてしまうことができるのだ。  話を聞き終わったとき、しっぽが倍の太さになっているのが自分でもわかったので、気づかれる前にそっとローブの中に隠した。 ブルブルブルブル


ととととりあえず、そのおっかない病気(Corprus isease)についてもうちょっと聞いておこうかな



I've heard of corprus disease before, but never seen it. The trooper's flesh was swollen and covered with growths. His bones twisted and lost their shape. He spoke to himself, as if in a dream. We didn't recognize him at first, except for his clothing and armor. The fort chaplain tried spells and potions, but couldn't cure the disease. He died soon after he reached the fort. Didn't realize how fast corprus kills. It sure wasn't pretty. The troops seem shaken. I'm a little worried myself, to tell the truth.

私はそれ以前にはCorprusの患者を見たことがありませんでした。 話に聞いたことはあったのですが。 その兵の肉も皮もぶよぶよと膨れ上がり、膨張した部分があちこちに垂れ下がっていました。 骨は体の中でねじれ、人の形を失っていました。 彼はまるで夢の中にいるかのように何かを繰り返していました。 兵装を身につけていなかったら、私たちには彼がわからなかったでしょう。彼が息を引き取ったのは、ここに帰り着いてまもなくのことです。 Corprusの病がそれほど早く進むなんて・・・。 それに恐ろしい死に様でしたよ。 立ち会った他の兵達も震えていました。 このことを隠さずお話しすべきかどうか、私自身迷ったほどです。








出かける前からテンション下がりまくりになってしまったが、ここまで聞いて帰ったらチキン野郎である。

とは言え心の底からおっかねぇよ〜、とも思いながら、俺様はとりあえずGnaar Mokに向かうことにした。






大変不思議なことに、彼女もGnaar Mokへの陸路を詳しく教えてくれたのだが・・・。

Khuulから船が出てるっつーの! 蚤バスでKhuul、そこから船で行けばいいのだ。




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