15 Sun's Dusk (Day 426) 

 



またまた俺様はAshland地方にやって来た。

とはいっても、ここは都会(比較的)Ald'ruhn。 外を吹き荒れる砂嵐も、屋内にいれば気にならない。
今回はBalmoraのメイジギルドからテレポートで来た俺様は、砂粒一粒目に入れることなく、ギルド支部長Edwinnaと久しぶりの挨拶を交わしていた。

ご無沙汰してましたッス。 何かおもしろそうな任務はないもんでしょ〜か?








Yes, I was wondering if you might check up on one of my colleagues in the Dwemer ruin of Nchuleftingth. The last excavation report is long overdue...

あら、ちょうどいいところに来てくれましたね。 Dwemer遺跡の1つ、Nchuleftingthにいる同僚のことが少々心配なので、行って様子を見てきてくれませんか? 調査報告書を送ってくるはずなのですが、もうずいぶんと〆切を過ぎているのです。


Nchuleftingthといえば、あのBalmoraのファイターズギルドにいる歴史ダイスキな戦士Hasphatが名前を挙げていたでっかい遺跡だったっけか?

そういえば、結局まだ行ったことがないなぁ・・・。 よし、おもしろそーだし、引き受けよっかな。 で、詳しいことを俺様に教えてくださいな。


One of my colleagues, Senilias Cadiusus, is engaged in official Imperial research in Nchuleftingth. He was supposed to give me an excavation report every month, but has not sent one this month. Go to Nchuleftingth and find out what is going on.

同僚の名前はSenilias Cadiususです。 Imperialの公式調査団に正式に雇われてNchuleftingthの発掘をしているのですが、調査報告書を毎月私宛に送ってくることになっているのです。 それが今月は未だに届いていないので、何かあったのではないかと・・・。


今月といっても、もう16日だ。 そりゃぁちょっとおかしいよなぁ・・・。
よしきた、お任せください。 ちょっと行って見てこようじゃありませんか。 んで、その遺跡ってのはどのあたりにあるんでしょうか?








You can get there by going around the mountains near Suran and heading northeast along the Foyada Nadanat, or you can start in Molag Mar and head northwest towards Mount Kand. Go north around Mount Kand and along the north side of the Foyada.

遺跡に行く道は2通りあります。 Suranから一旦山脈を迂回してから、Foyoda Nadanatにそって北東に向かう道と、Molag MarからMount Kand沿いに北西を目指す道です。 Molag Marから行くなら、Mount Kandを迂回して北へ向かい、Foyodaの北側に沿って進みなさい。


んー。わかりました(32%)。



ま、いっか。 現地に行ってみれば多分わかるさ。 

俺様は、例によってEdwinnaに印をつけてもらった地図をガサガサと折り畳みながら蚤バスに乗り込み、Molag Amur地方へと向かった。









正直申告すると、Suranから出発するルートでは俺様はたどりつけなかった。 じゃあMolag Marルートでは大丈夫だったのかと言われれば、それもちょっと目が泳いでしまう。 いや、もちろん行かれたことは行かれたのだが、なぜか途中でTelaseroを通ったのだ。 あ、コラ笑うな。 い〜んだよ、俺様ちょっとばっかり遠回りがしたかったのさ。




それでもガラガラ小石ばっかりの山道を延々歩いた後に無事遺跡に到着。  さて、どのような魔物が悪さをしているのかと思いきや、Edwinnaのお知り合いさんはドアのすぐ向こうにちゃんといた。 んー。 別にどこもケガをしてるようには見えないし、病気にも見えない。

コラ〜! だったら報告書書けよぉ〜。 Edwinnaが心配してたぞー。








The excavation report is overdue. We've had a few... setbacks. Our native guide, Anes Vendu, is missing.
報告書が遅れてるのは承知しています。 ただ、それにはちょっとした理由があって・・・。
ここで雇い入れた現地ガイドのAnes Venduが行方不明になってしまったのです。

Anes Vendu took the excavation report with him, and I can't figure out how to get to the lower levels.
報告書も彼が持っているはずです。 遺跡の下の階にいると思うのですが、そこまでの行き方がわからないのですよ。



自分の調査している遺跡にしては情けないことを言う男だ。 しかしその現地ガイドを見つけなければこれまた話が進展しなさそうなので、俺様も捜索を手伝ってやることにした。









下の層に行く道は、すぐ奥の部屋でカンタンに見つかった。

Arkngthandの入り口と同じクランクが部屋にあり、それをキコキコと回すと壁の一部が通路へと変わったのだ。 フフフ、朝飯前だね。


Seniliasが「下の層」と言ってるのにもかかわらず勢いよく外に飛び出して、遺跡中「地下への扉」を探しちゃったことはここだけの秘密だ。 いや〜、どおりでドアがここにしかないと思ったよ・・・(息切)









やっと入れた「下の層」は思ったほどは広くなく、そして俺様はそこで、思いがけないものも見つけることになってしまった。

現地ガイドAnes Venduの死体である。 

そばにDwemerのからくり機械人形が何体かいたから、調査中に奥まで来すぎ、遺跡を守るこいつらにやられてしまったのだろう。  きっとさっきの隠し部屋を開く方法を見つけて有頂天になって、ついでにここまで来ちゃったんだろーなー。 とりあえず見つかったことはSeniliasに報告しなければならない。  

Anes Venduの持ち物から報告書を探し、これだけは持っていくけどゴメンな、と死体に語りかけてから、Seniliasのいる上の階へと戻った。 


I feared he might be dead. This is terrible news. I should never have let him explore the ruins alone. Did you find the excavation report?

そんな事になってなければ良いと心配していたのですが・・・。 Vendu一人で行動させるべきではありませんでした。 報告書はありましたでしょうか。


うん、悪いがこれだけは持ってきたぞ。 Venduは後で誰か人をやってちゃんと埋葬してやってくれ。


You found the report? Deliver it to Edwinna Elbert in Ald'ruhn. I will continue my work here. Now that the lower levels are open, perhaps we can make more discoveries here. In honor of our deceased colleague, Anes Vendu.

では報告書はAld'ruhnのEdwinnaに届けてください。 私はここで調査を続けます。 なにしろ下層への道が開けたのですから、今まで以上の物が見つかるでしょう。 志半ばにして倒れることになった同志Anes Venduの死は決して無駄にはしません。


これぞ学者魂というのだろう。 仲間の死にショックを受けながらも、調査の継続を誓うSeniliasたちに別れをつげ、俺様は報告書をEdwinnaの元へ届けた。








This is interesting... The excavation report mentions another Dwemer ruin, Mzuleft. Would you go there and look for some blueprints?

これは・・・興味深いことが書かれていますね。 この報告書によると、別のDwemer遺跡、正確にはMzuleftですが、そこにblueprints(設計図)があるというのです。 行って来て持ち帰ってもらえますか?



一気に2大遺跡連続制覇になるらしい次の任務の話を、俺様はまじめな顔で聞くことにした。




毎度毎度、あてにならないジャーナルくん。
固有名詞のミススペルだけは許されんぞ、ホントにも〜ッ!

○ Sencilias
× Sencilius


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