28 Frost Fall (Day 75)

 
 

Balmoraに戻った俺様は、早速Puzzle Boxを持ってHasphat Antabolisを訪ねる。





Perfect. Just what I was looking for. Just let me take this Dwemer puzzle box, and then I'll tell you what Caius will want to know about the Sixth House. And about the Nerevarine. By the way, the inscriptions on the box seem to be the directions for setting a Dwemer key to open a specific lock. If you're interested, after you've delivered your report to Caius, come back, and maybe I'll have a key you can take back to Arkngthand.

そうそう、それが欲しかったんだよ。 さ、こっちに渡してくれたまえ。 Sixth Houseについて私が知っていることを話してあげようじゃないか。 それとNerevarineについてもね。 ところでこの箱には変わった模様が彫ってあるね。 うん? これはDwemerの鍵でどこか特別な錠前を開けるための説明のようだよ。
ふ〜ん。 君、もし興味があるなら私の報告書をCaiusに渡した後にでも寄ってみなさい。 多分鍵をあげられると思うよ。
それをもってArkngthandにもう一度行ってみるといい。


もう一度Arkngthandに行くのはかまわないからさ、早くSix HousesとNerevarineについて教えてくれよ。



The Ashlanders believe a reborn Nerevar will unite the Dunmer against the outlander invaders and restore the ancient Dark Elven nation. Nerevar is a legendary hero and saint of the Temple, but the Temple denies the prophecy, and persecutes heretics who believe in the Nerevarine. Tell Caius that Sharn gra-Muzgob would be a better person to ask about the native faiths and superstitions.

ふむ、そうだね。 いいかい、Ashlander達はNevevarがいつか生まれ変わってきて、Dunmer達を再びまとめてくれると信じている。 もちろんこの土地からヨソ者を追い出して、古(いにしえ)のDark Elf王国を復活させるためだ。 Nevevarというのは彼らの伝説の英雄だよ。 Templeの聖者でもあるんだが、Templeの方はNevevarの復活の予言=Nerevarineについては完全に否定している。 Templeからしてみれば、聖者の復活を唱える者は異端者ってわけだよ。 そうだねぇ、土着の信仰や迷信についてなら私よりもShan Gra-Muzgobの方が詳しいんじゃないかな。 Caiusにもそう伝えるといいよ。



ヨクワカリマシタ(30%未満)

なんだかいきなり話が壮大である。 伝説の勇者ロトNerevarの生まれ変わりか・・・。

ようするに、そのAshlander達とやらは今現在あんまり幸せではないのだろう。
過去にいた、ちょっとばっかり弁が立つか腕が立つかしていたヤツが、伝承の中で神様もびっくりの英雄に神格化され、その時代を懐かしむ子孫たちによって教祖様に祭り上げられる。
「いました」ってだけじゃ今日の空腹は慰められないから「いつか戻ってくる」にして明日に希望をもつ。
もちろん時期についてはウヤムヤにしてるにちがいない。 もしくは途方も無い未来だ。

なんてことはない、つまりはプチ宗教の始まりってことだ。
AshlanderもそれをおっかけるCaiusもなんともはやご苦労なことだ。

で、Six Houseの方はドウヨ? またこんな雲を捕まえるような話なのかい? 
いや俺は空島の存在なら信じてるが。




House Dagoth is the Sixth House, the "lost" Sixth House. In the First Age, House Dagoth betrayed the other Great Houses during the War of the First Council, and was destroyed for their treason. I can answer any questions you have, but I'll also give you some notes to give to Caius, and recommend some Sixth House references he should read.

Sixth Houseの実体はHouse Dagothだよ。 あの「"失われた"Six House」さ。 前世紀のFirst Council大戦の時、House Dagothは他のGreath House達を裏切ったのだが、それ故に他のHouse達によって滅ぼされたとされている。 詳しくはこの文書に書いておいたからCaiusに渡すといい。 Six Houseについて参考にできる文献についても書いておいたからCaiusの役に立つはずだよ。 さぁ、他に何か質問はないかい?



俺様はコレ幸いと、この教え好きの歴史オタク戦士からいくつかの情報を得た。
まずArkngthandのような遺跡がこの島の各地に残っていること。 有名どころはMzuleftNchuleftingthの2大遺跡。 遺跡を残したのはDwemerと呼ばれるDwarf達の超古代文明であること、遺跡に行けばその文明の残した品も手にはいるが、どの遺跡もかなり危険(訪ねた人がだ)な状態にあること、などだ。 
特にNchuleftingthの方は話すときにHasphatの目が少年の瞳に輝いていた(オエ)ので遺跡の王様なのだろう。 いつか行ってみようかな。

「Ashlander」はどうやら常識的に知ってるべきことのようなので、このオタクに聞くのはちょっと気が引けた。 後でCaiusのオヤジに聞いてみることにしよう。

俺様がちょっぴり歴史に興味を持った様子をすばやく見て取ったHasphatは歴史本をよこしてきた。
あげるから読めというのだろう。 「On Morrowind, the Imperial Province」という分厚い本だ。 
仲間(歴史オタクの世界)へ引きずり込もうというのか!?

一瞬俺様の脳裏に「くろいさんれんせいってなに?」とついうっかり口走ったばっかりにふぁ〜すとがんだむからえばんげりおんまでノンストップエクスプレスを発進されてしまったイヤな記憶(背後霊の)がよみがえってきたが、Hasphatは身振り手振りで各話を忠実に再現しつづけるほど暇ではなかったようだ。

あっさり解放された俺様は、もらった本をパラパラとめくりながら、Caiusオヤジの家へと向かった。



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