かなりの近場へのお使いを何回も失敗してしまった俺様はちょっとションボリして、Seyda Neenの家で何日か過ごした。 といっても遊んでいたわけでもちろんはない。 破壊魔法の練習、召還魔法の練習、ついでに召還した骸骨相手のスパーリングで剣術の腕を磨く、とやることはたっぷりある。 よく運動してよく寝るのが体力づくりの基本だ。 あっというまに2週間がすぎ、心の傷も癒えた俺様は、Arkngthandに4回目の挑戦をすることにした。 今度こそ、とはりきって研ぎ上げたばかりの魔法剣をふりかざしBalmora南門から走り出る。 |
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遺跡に着いちゃいました(あっさり)。 CalderaにもMarandusにも行かないように慎重に歩いた結果、橋から例の「クランク」が見えた時には膝が崩れるのを感じたが、それももう過去の話だ。 今俺様が立っているのはArkngthandの内部。 夢にまで見た(嘘)遺跡の中だ。 さぁ、Puzzle Boxとやらを探すかな。 |
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Arkngthandにも人(?)が住んでいて次々と襲いかかってきたので正当防衛の名の下に全員斬り殺す。 残念ながら俺様の長剣には峰打ちという機能が無いのである。 倒れ伏した連中の身ぐるみをはぎつつ無人となった遺跡内をめぐったが、それらしいブツは見つからない。 もうこれ以上自分の粗忽惣兵衛っぷりに振り回されるのはまっぴらゴメンなので、もう一度入り口の扉から慎重に視線を走らせる。 なにか見落としていないか。 なにか思いこみで飛ばしていないか。 |
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見落としてました(案の定) 洞窟の底へ降りる階段からの分かれ道(右側)の先と、下りきったところから行かれる部屋とで全部だと思っていたのだが、よくよくよ〜くみると、下りきったところの部屋には上階がある。 階段も何もないので、手前の岩を伝っていくしかない。 ここで暮らしていたヤツはせめて梯子なりとつけようとは思わなかったのだろうか。 そんな疑問を抱きつつ2Fへ上った俺様は、あっというまにPuzzle Boxを見つけだし、思ったよりもずっと小さかったそれを手の中で転がしながら、「なにがでるかな♪」と口ずさみながら足取りも軽くBalmoraへ戻るのであった。 |