16 Last Seed (Day 1)

 
 

Captain Graviusとの心温まる(大嘘)会話を終えて外に出た俺様を、この辺境の村Seyda Neenの潮風がやさしく迎えてくれる。
ちょっとセンチメンタルな気分になったので、さっきのドックにいってみることにする。



・・・・・・・やっぱり船はもう行ってしまっていた。
泣いても笑っても、この島でなんとかやっていくしかないということだ。
ちょっとブルーな気分になりそうなのをぐっとこらえて、俺様は村へと向かうことにした。



Outlander
ヨソ者
Outlander
ヨソ者
Outlander
ヨソ者
Outlander
ヨソ者
Outlander
ヨソ者



地元のみなさん暖かいご声援ありがとうございます(泣)。

そこらの通行人に話しかけてもそっけなくあしらわれるのみ。

そらそうだ。 こんな薄汚い囚人上がりのヨソ者だし、見るからに異邦人だし。
っていうか俺様人ですらないし。

それでも、さすがに公務中に一般市民にあんまり冷たくするわけにはイカンとでも思ってくれたのだろうか、ガードの何人かはそこそこ俺様と話しをしてくれた。 早速近辺の情報を手に入れることにする。




I've heard that the local tax collector, Processus Vitellius, is missing. No surprise, really. He wasn't well liked around here.

う〜ん? 最近の情報?
そういえば徴税人のProcessus vitalliusが行方不明になってるってなぁ。
まぁ結構嫌われてたヤツだから驚きゃしないけどねぇ。

「徴税人が行方不明」ってずいぶんアッサリと言ってくれるもんである。 同じ公僕ってのにこの冷たさはなんなんだ。


ま、とりあえずこのVitelliusさんってのを見つけてくれば良いことがありそうだ。

どっかの地下室に監禁されてたりするのだろうか。 早速冒険の予感がしてちょっとウキウキしてくる。




なおもガードさんと話をしていると、なんだかちっちゃいオッサンが話しかけてきた。 なにやら探し物があるとのこと。 いやそんなこと言われましても。 今ここについたばっかりで不案内なのよ、俺様も。


Darn. Well if you see it let me know. It's an Engraved Ring of Healing.
I know it's in there somewhere.
やっぱり知らないかい。 探しているのは回復魔法かかった浮き彫りの指輪なんだよね。 見つけたら知らせておくれよ。


・・・・・・ひょっとして俺様のポッケにはいってるこの指輪ですか?

頼る人もいないこの未知の土地を生きていくために天が授けてくれたとでも思っていたのだが、ちゃんと持ち主がいたってことね(号泣)

なんで裏庭の樽の中に転げ込んでいたんだかミステリーだが、しぶしぶ素直に指輪は返却した。
大切なものらしいし、うっかり「思い出の品」だったりしたら後味が悪すぎるからだ。


You found it! Amazing! Thank you, thank you! You are now my favorite friend. I'll be sure to tell the others, especially my friend Arrille who runs the tradehouse here. Go see him, he'll be happy to see you now!

あったのかい!ありがとうありがとう。 この親切は忘れないよ。
すぐそこで店をやってるArrilleにも君のことを良く言っておくから後で行ってみなさい。


あ〜う〜。 どういたしまして。

指輪にはまだ未練があるけれど、どうやらVvardenfellで初めての友達ができたって事になるらしい。 後でArrilleさんとやらの店にも行ってみることにしよう。 友人の紹介があるならボッタクられたりしないだろうし。




気を取り直して村の外に出てみた。 なんだか巨大なヤドカリとかシロアリが見えるが、管理事務所でもらった(勝手に)短剣くらいしか身につけていない今は慎重に避けて進むことにする。


しばらくすると目の前に一冊の本が落ちている。 なんだろうと近寄ってみると


AAAAAOOOOOOAAAAAAAAAGGGGGGHH
HHHHHHHHHHHRRRRRRRRRRRRRGGGGGGGG
ぎゃーーーーーーーーーーーーーーーー




あたり一面に響き渡る悲鳴に驚いて上を見上げると、空から人間が降ってくる。


ゴシャ


いろんなものが砕ける素敵な音と共に、その人間は俺様の目の前の地面に着地した。
ハードランディング極まりないっていうか大丈夫なのか? そんな着地して。






おそるおそる近づいてみるが、 なかなか身なりのいい魔法使い風の男だ。 案の定もう息が無いので、懐をあさらせてもらうことにする。 持ってるものは・・・え〜と

「空中浮揚の巻物x2」


いらねぇよ!!(怖)




結構いい感じの魔法剣や高価そうなローブを持っているので、ありがたくいただくことにする。 もういらないよな?もらっていいよな? ちゃんと埋めてやるから、墓堀賃だと思ってくれ。


ふと見ると、男は1冊の本を抱えていた。 呪文書かと思ったらこいつの日記だ。



ついに正しい調合を発見した。
これさえあれば、世界中にタダで行けるようになる。
もう何処へ付くかわからないワープ呪文に頼る必要はない。
私の実験をあざ笑った奴らも、明日の実験で私が空高く跳び上がるのを見て
驚愕の叫びを上げることになるだろう。


叫ぶはめになったのは結局アンタの方だったなぁ、と何処の誰とも知らないこの錬金術師に一抹の同情を寄せる俺様。

そうか、跳び上がる時には、降りる方法も考えとかないとイカンのだな。と人生について大事なことをまた1つ学んだ俺様は、そろそろ日も落ちた海岸を後にしArrilleさんが店をやっているという宿屋へ向かうことにした。



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