5 Sun's Height (Day 1630)






Soltheim島の中でも比較的安全な南へしばし向かい、小高い丘の上で陽の石柱を見つける。 なぜかShrine(神殿)なんてオオゲサな名前がつけられちゃってるが、獣の石柱と同じくノッポな石がストムと立っているだけだ。

またもやお使いをもらっちゃう予感たっぷしだが、他にすることもないのでおとなしく石柱にペトリと手をあてる。 もーーしもーーーし。




Go to the west and free the warm Sun from the Halls of Penumbra
西へ向かえ。 暖かき陽を薄闇の洞から解き放つのだ。





えっとー、・・・・とにかく西ね、西(それしか聞いちゃいない)











陽の石柱からとにかく西へまっつぐまっつぐーーーーと唱えながら進むと、わりとすぐに、しかもちゃんと真西にその洞窟はあった。 河を越えてすぐに「いらっしゃいませ」とばかりに門柱チックな石もたくさんならんでいたという親切設計だ。 これも親方にご同行していただいてるおかげというわけか、ありがたやありがたや。








中に入ると、この島の名産品らしい人間の薫製みたいなのがウロウロしていたが、親方の熊パンチでビシバシと援護していただいてどんどん奥へ進む。 進んだのは良いが、前方になにやら見たこともないおっかない顔ハッケン。 ここのラスボスかな? 親方っどうしやす!?





とか言ってるウチにキターーーー(来ちゃった)!



と、ブサイクなんだかカッコイイんだかビミョーなラスボス(推定)を相手にいきなり戦闘に突入の俺様と親方である。 なんかとげとげっていうか後光風味なものを背負ってるけど、これが「陽」なのか?






親方のおかげで勝利を収めた俺様たちだが、うーん・・・・コイツをブッ殺しただけじゃダメっぽい?



どんづまりには見るからにあからさまに怪しい氷の壁があるのだが、叩いてもさすっても技北スパークをかけてもびくともしない。


とりゃーーーーーーーーー。
(火魔法)





通り抜けできません。




ハァハァ・・・火系魔法もダメかー。 どうしろってんだコレ。











そうだ! 困った時はジャーナルくんじゃないか!!と素敵なアイデアを思いついた俺様は鞄からモソモソとジャーナルくんを取り出し、俺様よりずっと頭脳派のジャーナルくんがつけてくれている日記の該当箇所をふむふむと読み始めた。



5 Sun's Height (Day 1630)
The bear is fully healed from its wounds. I should return to the Beast Stone. It seems the Good Beast would like to return there with me.

善き獣の傷は癒された。 獣の石へ戻らなくてはならない。 善き獣も共に連れ帰って欲しいようだ。

5 Sun's Height (Day 1630)
I have found a bright glowing object behind a wall of ice. This must be what I was sent to recover.


氷の壁の向こう側に光る物体がある。 これがきっと問題のブツだろう。




問題のブツだろうって言われてもなぁ・・・・ってちょっと待ってー、1ページ前になんかとんでもないことが書いてあるじゃーないですか。 えーと、え? 何? 俺様ってば親分を石柱のとこまでエスコートしなきゃいけなかったの!?つまり、親方はご厚意で俺様の護衛についてくださったわけじゃなくて、俺様が親方の護衛をやるべきだったのね(汗)。 それは大変な勘違いをというか失礼をつかまつりまして誠に申し訳もなく・・・と、俺様はあわてて親方を先導して外に出る。 獣の石柱まで超競歩だ。











親方と一緒に獣の石柱へ戻り、その冷たい表面に手をあてる。 すると石柱はシュワーーーンという変な音とともに、淡い光を発し始めた。 なるほどなるほど。 石からお使いもらって、達成して、さらに戻ってきて、の一周で達成扱いになるわけね。



念のためにジャーナルくんを確認すると、確かに獣の石柱の儀式が完了したと書いてある。 ヨシ、からくりは理解したぞ。




素敵な道連れができたと喜んでいた俺様だが、親方ともここでお別れである。 たった1日でしたがお世話になりやしたっ。

そう別れを述べる俺様に、親方もサヨナラのダンスを踊ってくれた。




バイバイ白熊親方。 達者で暮らしてください。チビッコギャングどもには気を付けて。











さて、ひとりぼっちになったところで元の洞窟に寂しくとって返す。 んー、壁がなー、どうすんのかなー、これ。 確かに壁の向こう側には何やら光り輝く物体がクルクルしてるんだけど、こんな分厚い氷の壁は俺様壊せないよ、無理無理。




いや、まてよ。 さっきのラスボスの名前は確か・・・・(ゴソゴソゴソゴソゴソ



おー! やっぱりなんか持ってたーーーーー!

さっそく180°回頭して壁に再接近してみる。




そーーーれ、

じゅッ。



変なラスボスの持っていた奇妙な石(つーか目ン玉なのかコレ?)を押しあてると、キンキンに凍っていた壁はみるみる溶け出し、厚さを失ってガラガラと崩れ始めた。



崩れた壁の向こうからは、燦々と陽光が差し込んできて洞窟を明るく照らす。

おおーーーー、なんかまぐれあたりバンザイって感じだがこれで任務完了かな?








洞窟にはもう何もなさそげだったので、陽の石柱へ戻り、表面にポフンとタッチ。 獣のやつの時と同じ変な効果音と、「おぉ、『陽』っぽい!」てな光が溢れて無事この石柱の儀式も完了となった。




よしよし、順調じゃんか俺様。 えーっと、んじゃ次は木の石柱ってことになるのかな。





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