2 Sun's Height (Day 1627)





Wait - what's that note? That was on one of the Nords? Here, let me have it. Give me a moment to read it.

何だって? 手紙ってどういうことだ? 襲撃者が持っていただと? ちょっと見せてくれたまえ。 今すぐに読むからちょっと待て。




Falcoは俺様の手からひったくるようにして手紙を奪い、それを読み始めた。



I can't believe Carnius would go to these lengths. To make us think that the Skaal wanted us dead, when he really just wanted us out of the way.

何てことだ。 Carniusがここまでしてくるとはとても信じられん。 いくら我々を蹴落とすためとはいえ、Skaalの襲撃を装ってまでこのような振る舞いに出るとは。



まー、同じ会社の中での揉め事としてはちょっと信じられないくらいの騒ぎになってるとは思うんですけど、俺様としては、Skaalがわざわざこの作りかけの入植地に野を越え山を越えてケンカ売りに来るって話よりはよっぽど信じられる話なんデスけどねぇ。


で、俺様これからどうしましょ? 襲撃してきた連中は、技師さんたちがあんまりビビるから全員殺しちゃったんですけど・・・ひょっとしてマズかったかな(汗)



Take that note to Carnius. We know he's involved now; he can't hide it anymore.
キミはこの手紙を持ってCarniusのところへ行ってくれ。 ヤツが黒幕だ。 もう言い逃れもできないだろう。



あー、なるほどッ! CってCarniusのことかーーー。 てことは、俺様としても願ったり叶ったりです。 ちょっくら行ってきます、話をつけに。













本日2回目のFort行き船旅を終えたのは、もう日付が変わったころだった。 今まさに就寝しようとしているCarniusをヤツを見つけ、話しかける。 よぉ、オッサン、ちょいと聞きたいことがあるんだけどな。



振り向いた瞬間、Carniusは一瞬ギョっとした顔をした。



Well, Dupty.... it's a bit of a surprise to see you. You weren't supposed to survive the Skaal attack.

やぁ・・・・支部長代理殿(←俺様の役職だ)。 またキミに会えるとは思わなかったなぁ・・・・。 Skaalの襲撃で死んでもらう予定だったのでね!






うぉっとビックリーっ!


手紙を突きつけて詰問するどころではない。 事務処理とイヤミが関の山くらいだと思っていたCaruniusは、当たったらさぞかし痛いだろうと簡単に予測できるほどゴツいメイスを俺様に向けてブンブン振り回してきた。



うひゃひゃ、危ない危ない。 っていうかそんなヒョロヒョロ振り回しても俺様に当たるもんかい。






 ゴキ。








はい、サヨウナラ。



豪華なメイスの重さに振り回されていたCarniusの首をちょいとひねり、あっさりとこの世から旅立ってもらう。 問答無用でかかってきたのはそっちなんだし、ヘタしたらSkaalとRaven Rockの全面戦争になっていたのだから情けをかけるわけにもいくまい。

しかし、まがりなりにも同じ会社に所属するもの同士で命のやりとりってのもなんだかなぁ。 そこらで野良バーブ相手に暴れるってのとはワケが違うだろ、これ・・・。 このままVvardenfell島までずらかってもいいが、一応Falcoに報告した方が賢そうだ。


俺様はそそくさと死体を始末し、再度Raven Rockへ引き返した。













Carnius is dead? I'm sorry, Lenne. I didn't think it would come to that. You've lived through it, though, and Raven Rock will be a better place for it. Now, someone needs to be put in charge.... I know I don't want the job. You're next in line for it, so I'll make sure the paperwork goes through. You're now the Factor of the Raven Rock division of the East Empire Company. Congratulations!

Carniusが死んだ? そりゃ残念なことだ、な?Lenneくん。 いやー、こんな結末になるとはな。 まぁキミが無事だったのは何よりだし、Raven Rockにとってもむしろ幸いというものだ。 そうだ、Carniusが死んだのだから、その椅子が空くな。 うむ、順当に行けば私なのだが、実はやりたくない。 で、その次はキミだねLenneくん。 必要な書類は通しておくからがんばりたまえ。 East Empire CompanyのRaven Rock支部に新支部長誕生というわけだ。 いやぁ、ははははは。 おめでとう!




ちょっと待ってー。 今度こそ本気で待ってー。 俺様の脳味噌ちょっと今ついてきてないから(汗)


Carniusの死の知らせに、最初の4秒ほどは殊勝な表情を作って見せたFalcoだが、その後はもう上機嫌ぶりを隠そうともしなかった。 えーー、待って待って、ナニその超飛び越し人事。 俺様って単にアンタに直接雇われてるバイトくんみたいなもんじゃん? 書類上はサクサク昇級してたけどさぁ。

その俺様が、いきなり雇用主のFalcoの頭を飛び越えてRaven Rockの頂点に立つっての? Falcoの子飼いも同然なのに??


・・・・・・・・・・コレって結局Falcoの思い通りの結末だったわけ? 会社の運営に直接関係ない者を雇ってハデに行動させて問題をいぶりだし・・・んで一悶着させておいて、自分の息のかかった俺様に功績を全部背負わせて名目上のTOPに据えて、自分は今まで通り、現場指揮官で自由に動くの?


ぐはーー。 やられた。 お見事と言うしかない。 最初から最後まで、みんなFalcoの太鼓で踊っていたというわけだ。



で、俺様書類上はスゲー偉くなっちゃったみたいなんですけど、任務とかってどうなるの?




There's nothing that needs your attention right now, Factor. Perhaps when the construction is finished, there will be something to address, but not now.

今のところお願いするような物件はありませんね、支部長どの。 入植地の建設がすべて終わればお話したいことがありますので、そのころまた来てみてください




どうやらFalcoが俺様に対して持っていた計画はすべて終了したってことなんだろう。 あとは何かオマケ的なものがきっとあるだけみたいだから、しばらくここの事は忘れていてもよさそうだ。

じゃあ、とりあえずFortの方に顔を出してみるかな。 謎の行方不明者とか出てるから、混乱とかしてるかもしれないし、衛兵さんたちから何かオモシロイ話の1つも聞けるかもしれない。




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Raven Rock 最終ステージネタバレ。

<反転>
Raven Rock入植地に関する一連のクエストはここで終了です。
Factor就任をもってRaven Rock編「完」となります。
ただし、すべての建物が建造されてから再びFalcoに話しかけると、プレイヤー用の邸宅を建設してくれます。
設計担当者が今回の人質の1人なので、彼が死んでいると発生しないイベントかもしれません。
</反転>