11 Mid Year (Day 1605)




次の任務まで3日間の休日(ただし無給)ってことになった俺様は、Solstheimの奥地を目指してみることにした。 Fort Frostmothの裏手からIggnir川へ出て、ずーっと北上してみるってのが良さそうだ。 地図を見てみるとThriskという地名があり、さらに北には小規模集落らしきSkaal村が書き記してある。 氷河らしきものや雪に閉ざされた山脈の記載がある島の北東側にも興味津々だが何しろ布装備しかもノースリーブで来てしまったのだ。 ついさっき頭だけはヌクヌクになったが、Solstheimで寒冷地仕様の装備をgetできるまではせめて森がある側にとどまっておいた方がヨサゲだ。 何しろ俺様ってば砂漠生まれの砂漠育ちだし。


だからSkaalかThriskで装備を分けてもらえるとすこぶる好都合。 ってことで目指すは川沿いまっすぐに北だ。









Solstheim島の奥、Fjalding湖につながる流れを視界にとどめつつ北上すると、辺りは少しずつ原生林らしくなり、気温も段々下がってきた。 前方に「なんじゃありゃ?」なブタに乗ったコビトさんを発見した時には、すでに足下の地面は氷と霜を含み、見上げる木々も白い雪を被っていた。






さらに上流へと遡ると、じきに川の流れ自体が氷に覆われてきた。 ちょうど川沿いの斜面がデコボコして走りにくくなっていたので、コレ幸いと川面へ降りる。 肉球がちょと(かな〜り)冷たいけど、迷子よりはマシだし。



海岸でたくさん見かけた白いお芋体型なヤツがここにもたくさんいるが、相変わらず友達にはなってくれないようでガッカリ・・・。 Vvardenfell島にいる魔物と雰囲気違ってるから仲良くしてくれると思ったんだけどなァ(哀)




川の源であるFjalding湖が一種の分水嶺となり、そこで流れの向きは変わっていた。 ここから北に向かう流れはIsilid川となり、島の反対側の海岸へと抜けているはずだ。

雪と氷に厚く覆われた湖を抜ける頃、陽が落ちて暗くなった空から純白の氷が降ってきた。 ってことはコレが噂の

雪!
雪!!
雪〜〜ッ!!!



噂には聞いていたがホントに空から氷が降りやんの。 少々寒くてつべたいけど、真っ白な雪が風に舞う様はスバラシクキレイだった。 んもう俺様ホレボレである。


段々と強くなってくる雪を顔に肩に受けつつ川にそって北に下ると、前方に大きな橋が見えてきた。



暗い中地図をバサバサと広げて確認するが、あれが島の北海岸近くの河口にかかっている橋だろう。 ってことは、あの橋の手前あたりで東に曲がればSkaalの集落ってワケだな。









川沿いの土手をエッチラオッチラ上ると、ちょうどSkaal集落の真ん中に出た。 おせじにもにぎやかとはいえないが、それなりに戸数があって、店らしき建物や集会場風味な大きい建物もあるようだ。 できれば買い物したいんだけどな〜、どうかな〜、いいかな〜?、ごめんください〜い。





You are not of the Skaal. Speak with Tharsten Heart-Fang in the Greathall if you have reason to be here. He is our leader, and will deal with you.

お前は我らSkaalの仲間ではない。 我らに何か用があるならGreathallにいるTharsten Heart-Fangと話すがいい。 Tharsten Heart-Fangが我らの長だ。 お前とも話をするだろう。



なるほど。 まずリーダーにご挨拶しなくちゃなんないってコトか。 そりゃまーそーだ。


俺様は広場をクルリと見回し、一番大きな建物に目を付けた。 アレが多分Greathallだろう。 あんまGreatって感じはしないけど。


こんちはー。 お邪魔しま〜す。






Greathallの中に入ると、高い天井から吊されたCliff Racerの剥製が真っ先に目に入った。 Vvardenfell島では道行く旅人の頭をこづいて血圧を上げまくって嫌われ者のRacerだけど、Solstheimではメズラシイモノ扱いなのかな。

それはそうと、と広間の真ん中でふんぞりかえっているTharsten Heart-Fangに話しかける。



The Skaal wish you no harm for now. But we do not know you, and we have no reason to want to know you. Leave here until you have reason to be among us.
GOODBYE

我らSkaalは訪問者を傷つけたりはしない。 しかし、お前のことは誰も知らず、知りたいとも思わぬ。 格別の用が無いならお引き取り願おう。 



ぬぬ。 会話をGOODBYEで締められてしまっては俺様のマネーパワーも出る幕なしだ。 てっきりこのオッサンに挨拶をすればSkaalの皆さんに笑顔で迎え入れてもらえると思っていたのだが甘かったようだ。


しょうがない、Skaal村から北は海しかないし、少し違ったコースで南下してFort Frostmothに帰るとしよう。









来るときは川沿いに来たので、帰りは山の峰沿いに帰ることにする。 少々方角がずれても島の南東に着いてからFortに向かって海岸を歩けばいいのだから帰りは楽ちんだ。


Skaalの村からそんなに離れていないところで、1軒の大きな建物を見つけた。 見た目は1軒ぽっきりだがコレはコレで集落として成立してるらしく、地図にはThirskの名で載っている。


外の小屋にいる毛皮職人のオッチャンBrynjolfrと話すと、毛皮防具の値段表をくれた。 俺様はまだ見ていないが、この島には純白の動物がいるらしい。 その毛皮と相応の金を持ってくれば、毛皮で耐寒仕様の防具をこしらえてくれるというのだ。  ふ〜ん。 純白の毛皮防具。 マッシロフカフカ・・・・。 そりゃもうウットリだな。


そのうち毛皮が手に入ったらゼヒゼヒ、と思いながら値段表をポッケにしまう。 オッチャンの小屋から少し離れたところにあるThirskの入り口から中にお邪魔する。 またSkaal村みたいに冷たい視線を浴びたら哀しくなってしまいそうだが、Brynjolfrのオッチャンの態度からすると少しは期待できそうだ。





Skaal The Greathall 小ネタのネタバレ
(↓反転)
Cliff Racerの口に指輪があります。
クエストとは全く関係ありませんが
結構便利。
分岐によっては縁が無くなっちゃうのも見れるので。



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